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【さいたま市浦和区】経年劣化したトップライト(天窓)3箇所を撤去し塞ぐ工事

きっかけは1枚のひび割れ

浦和区のお客様邸には、屋根に3箇所のトップライト(天窓)が設置されていました。
そのうち1箇所のガラスにひび割れが見つかったことが、今回のご相談のきっかけです。

ひびが入っていたトップライトのガラス面。網入りガラスのため大きく割れて落下する危険は少ないものの、雨水の浸入経路になり得る状態でした。

 

トップライトは採光には便利な設備ですが、経年劣化によりコーキングの切れやガラスのひび割れ、フレームからの雨漏りなどのトラブルが起きやすい部位でもあります。今回のお宅も築年数が経っており、残る2箇所についても同様の劣化リスクを抱えている状態でした。

工事前の屋根全景。手前から奥にかけて3箇所のトップライトが並んで設置されています。

ひび割れた1箇所だけを直す方法もありますが、「せっかく足場を組むなら、残り2箇所も含めて根本的に解決したい」というご希望をいただき、3箇所すべてを撤去して塞ぐ工事をご提案しました。トップライトを使わなくなって久しいご家庭では、採光の必要性よりも雨漏りリスクをなくすことを優先し、思い切って塞いでしまうケースが増えています。

 

施工の流れ

1.既存トップライトの撤去

まずは3箇所すべての既存トップライトを取り外します。フレームごと撤去し、下地の状態を確認しながら作業を進めました。

撤去したトップライトの枠やガラスが屋根の上に並んでいます。開口部の内部(白い部分)も見えている状態です。

撤去して確認したところ、下地材には目立った傷みは見られず、状態は良好でした。とはいえ、トップライトそのものが劣化リスクを抱え続ける部位であることに変わりはないため、今回のように塞いでしまうことで根本的な安心につながります。

 

2. クロス合板と厚手合板を組み合わせて設置

クロス合板と厚手の合板をあらかじめ組み合わせて一体化し、それを開口部にはめ込む形で設置します。2種類の合板を組み合わせることで、屋根の下地として必要な強度を確保しています。

組み合わせに使用したクロス合板。開口部のサイズに合わせて加工します。

クロス合板と厚手合板を組み合わせて設置した開口部。ビス留めでしっかりと固定しています。

 

3. ルーフィング(防水シート)の施工

合板の上から、改質アスファルトルーフィングを敷き込みます。この工程で防水性を確保し、雨水が屋根内部に入り込むのを防ぎます。

3箇所すべてに改質アスファルトルーフィングを施工した状態。継ぎ目や端部からの浸水を防ぐため、重ね代を意識しながら丁寧に貼り込みます。

 

4. コイル板金の加工

現場でコイル状の板金を採寸に合わせて加工します。既存の屋根材や周囲の納まりに合わせて、1箇所ずつ形状を調整しながら仕上げていきます。


現場でコイル板金を加工する様子。折り曲げや切り出しを行い、開口部の形状にぴったり合うカバーを作ります。

 

5. 板金でカバーして仕上げ

加工した板金を被せ、ビス留めと防水処理を行って仕上げます。


板金でカバーされた3箇所の開口部。屋根の勾配に沿って自然に納まり、周囲の瓦とも違和感のない仕上がりになりました。

 

まとめ

今回は、ひび割れという1枚のトラブルをきっかけに、屋根全体の弱点になり得るトップライト3箇所をまとめて解消する工事となりました。

トップライトは、
– ガラス面やコーキングの経年劣化
– フレームと屋根材のつなぎ目からの雨漏り
– 使用頻度が低いのに雨漏りリスクだけが残る

といった弱点を抱えやすい設備です。すでに使わなくなっている、または劣化が気になり始めているという方は、部分補修だけでなく、思い切って塞いでしまう選択肢もあわせてご検討いただくと、長い目で見て安心につながります。

匠美建では、こうした屋根のお困りごとについて、現場を実際に見た上で必要な対応をご提案しています。無理な営業は行っておりませんので、気になる箇所があれば、まずはお気軽にご相談ください。

 

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